ホームサロンと施術費用の折り合い

ホームサロンと施術費用

ホームサロンとして、マッサージサロンを運営しているAさんに、
ホームサロン運営の体験談を聞かせていただきました。

Aさんは、1LDKのマンションの一室でマッサージサロンを開いています。
だいたい8畳くらいのLDKに、6畳のお部屋、
トイレとお風呂は別になっているような、
極めてオーソドックスなマンションです。

奥の6畳間を寝室などの自分で使用するお部屋に、
LDKをサロンとして使用していて、
キッチンはパーティションで見えないようにしています。

最初は奥の6畳間をサロンにしようかとも思ったそうなのですが、
そうすると自分の部屋を通ってサロンに入らなければならないし、
濡れタオルなどをよく使用するので、キッチンと近いほうが仕事がしやすい、
ということから、LDKをサロンにしました。

施術費用の設定のおはなし

開業当初は、自分の腕を披露するといった意味を含めて、
オールマッサージを半額で提供。1ヶ月ほど行なってから、
通常料金で運営を始めたそうなのですが、
オープン時の1ヶ月はびっくりするくらいにお客様がたくさんいらしてくださったのに、
通常料金になった途端、ピタリとお客様の足が途絶えてしまったそうなのです。

リピーターの方もいらっしゃって、満足されている方も多かったので、
腕が悪いことだけが原因とは考えにくい、
料金は他のサロンとさほど変わらない設定にしているし、
一体何が原因なんだろう?と思ったAさんは、
ある一見さんのお客様に勇気を出して訪ねてみました。

「半額などのキャンペーンを打つと、
回せないくらいにお客様がいらしてくださるんですが、
通常料金だと客足が本当に遠のいてしまうんです。
料金設定が高すぎるとも思えないんですが……」

お客様の話では、
決して高すぎる料金設定ではないけれど、
ホームサロンとして運営していくにはちょっと料金が高いかな?という気がする、
とのことでした。

例えば、120分のフルコースのボディマッサージの場合、
Aさんは1万円で提供しています。

しかし、都内の有名店で、完全個室、
室内にはサウナとジャグジーにシャワールームがついていて、
これらで体を温めてからたっぷり120分のマッサージ、
その後は個室内のシャワールームで汗を流してから
備え付けのドレッサーで身支度をして帰ることができる、
というプランを1万2千円で提供しているとのこと。

「このサロンの近くには、こういった競合店がないことが救いだけれど、
2千円の違いでこれだけのサービスを受けられるなら、
やっぱり2千円高くても個室のマッサージに通う人って多いと思うの。
施術がとてもうまくても、
やっぱりホームサロンではラグジュアリー感というものがどうしても欠けてしまうので、
それを考慮した上での価格設定をすると、もっとお客様がたくさん来てくれると思うわよ」

この話を聞いたAさんは、
価格設定をほんの少しだけ下げました。

すると、回らないほどとまではいきませんが、
徐々に客足が増え始め、
自分が理想としている収入を得られるようになったのだそうです。

合わせて定期的にキャンペーンを行うことで一見のお客様を増やし、
サロン運営はとても順調なのだとか。

ホームサロンでなければ出せない良さというものは絶対にありますが、
ホームサロンでは出せない良さというものもあります。

価格設定というのは、そういった微妙なところをしっかりと考え設定する必要があるのだな、
ととても勉強なったそうです。

ホームサロン運営を検討されている方、
現在ホームサロンを運営しているけれどなかなか順調にいかない方は、
今一度価格設定を見なおしてみるのもよいかもしれません。

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