リンパドレナージュサロンを開業したMさんの場合

開業実話

Mさんは、3年ほど前から自宅の一室にサロンを設け、
リンパドレナージュの施術を行っています。

開業するまではサロンのスタッフとして働きながら施術技術を身に付け、
サロン移転に伴い退職をして独立されました。

自宅で施術する場合の課題と壁

Mさんの自宅は1DK。決して広いとはいえません。

1部屋は寝室や自分の部屋にしなければならないので、
6畳ほどのダイニングスペースをサロンにしています。

賃貸物件ですのでリフォームなどはせず、
洋風の屏風で仕切りを付けて、玄関とサロンスペースを区切りました。

玄関を入ったところに待ち合いスペースとして椅子を設け、
そこでフットバスを受けていただきます。

足が温まったら屏風の中に入り、服を脱いでいただいて、
施術着に着替えてベッドの上へ。

底で施術を行い、完了したらそこでそのまま着替えていただいて、
待ち合いスペースでお茶を飲んでいただきながら会計をする、という流れにしています。

リピーターを増やすために

居心地のよいサロンとはいえないのですが、1日の収入を考えて、
比較的高めの施術費を設定してしまったところ、
初回のお客さまは割引があるので頻繁にいらしてくださるのですが、
リピーター様がなかなかつかないという壁に当たります。

そこで、1ヶ月間施術料半額キャンペーンを行ったところ、
キャンセル待ちが出るほどの集客に。

しかしまた通常の価格設定に戻すと、やはりリピーター様はいらっしゃいません。

そこで価格設定を大幅に下げると、
ぼちぼちとリピーター様がいらしてくださるようになり、
そこからは低めの価格設定で施術を提供しています。

とあるお客さまに、「リピーター様が増えない」という相談をしたところ、
こんな回答をいただいたのだそうです。

Mさんのサロンでは、
一番高い施術で全身マッサージ120分を12,000円で提供していたのですが、
少し電車に乗って出かければ、
まったく同じ全身マッサージ120分の施術が12,000円で受けられる。

しかしそこは完全個室で、
個室の中にジャグジーとシャワールーム、
パウダールームまでついている。

施術技術は決して低くないけれど、
エステの魅力である高級感を出せないのであれば、
その分価格を低くするなどして対処しないと、
集客は厳しいのではないか、というご意見でした。

価格を下げることで運営において難しくなることがいろいろあるのですが、
やはりお客さまはかなりシビアな目でサロン選びをされているのだということがわかり、
ホームサロン運営の難しさや心構えがわかったMさんは、
その後価格帯を下げたことで、体力的にはきつくなりましたが、
順調にサロン運営をなさっている様子。

これからもよりよいサロン運営を頑張っていただきたいと思います。

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